言葉が出なくても考えていることは一緒なんだと気づかされた。

もともとは子供に興味があり子供の支援について学んでいました。障がい者福祉への関心が芽生えたのは、大学3年生の時、社会福祉士の資格取得のため障がい児の施設へ行ったことがきっかけです。うまくしゃべれない子たちと職員が交流している様子を見て、前に職場体験で他の保育園に行った時とは異なる強い印象を受けました。言葉が出なくても、考えていることは一緒なんだと気づかされたんです。
愛光園は子どもだけでなく幅広い年齢の方が対象ですが、いろいろなご利用者たちと関われて、毎日楽しいです。仕事のメインは障がいのある人たちが、日々を楽しく豊かに過ごしていくための支援と自己実現するためのサポートです。地域との関わりを大切に、ご利用者たちにさまざまな経験をさせてあげられればと思っています。愛光園で作った陶芸作品を地域のお店に売りに行くのもそのひとつ。どんなことにも積極的に挑戦しようとする姿勢があります。
愛光園のずば抜けた明るさに惹かれ続けている。
愛光園に入職したのは、大学主催の合同説明会がきっかけです。とにかく他の法人さんと比べものにならないくらい、ずば抜けて明るい雰囲気に惹かれました。また、職員皆とても楽しそうにしていて、その後、事業所別説明会でも愛光園の温かさに触れて、ますます魅力を感じました。
入職後も、ここにいるだけで和むような居心地の良さを感じています。職員同士、世代を超えてたわいもないおしゃべりができますし、困っていたらすぐに気づいてどうしたのか聞いてくれます。トラブルの時は近くにいる先輩が駆け寄ってきて、ご利用者の安全面の対応をするなど、いつもカバーしてくれる体制があります。自分も経験を重ね、できることの幅を広げて、主体的に動けるようになりたいと思っています。職員同士の仲が良いと、やりがいが一層感じられるので良いですね。

ご利用者との壁がなくなったと感じられた瞬間はうれしかった。

入職した当初からご利用者には、とにかく声をかけています。実は僕、すごい人見知りでコンプレックスもあり、自分から話しかけられるタイプじゃなかったんです。でも、ご利用者たちはどんなことにも前向きに挑戦しているので、そんな姿を見ているうちに自分の世界が広がって、僕も前向きになることができました。
ご利用者が僕という存在を認識して一緒に楽しんでくれる時は、特にやりがいを感じますね。以前からやっている工作活動で、ご利用者になかなか心を開いてもらえないことがありました。僕もどうしていいかわからず、お互い壁みたいなものがあったのですが、回を重ねていってその壁がなくなったのを感じた瞬間は、本当にうれしかったのを覚えています。ご利用者がすごく笑ってくれて、素直な気持ちを言ってくれるようになったんです。また、こちらが明るいとご利用者の反応も変わるんですよ。僕もそれがわかってからは、仕事の時はテンションを上げるようにしています。最初は難しかったのですが、今は自然と切り替えられるようになってきました。
一日の流れ
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08:30
出勤、ミーティング
ミーティング、ご利用者受け入れ準備
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10:40
午前活動
トイレ介助その他、昼食準備などを含む
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12:00
食事介助
終了後に休憩
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14:00
午後活動
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15:00
ご利用者帰り支度、送迎
ご利用者の送り出し
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16:00
清掃・全体記録
支援記録を作成して退勤